急遽、韓国チームを担当することになり、
ソウルに行ってきました。
実は、初韓国。
ソウルは、日本と同じくらい発展していますね。何不自由なかった。
コンビニで何でも揃うし、店も夜遅くまで開いているし。
食事もタクシーもお手頃価格なのが嬉しい。
カルビタン7000ウォン(=約520円)、タクシー初乗り2400ウォン(=約170円)
女性はスラっと細身のおしゃれできれいな人が多いですね。
本人たちもそのことをわかっているのか、キュロットや体にフィットするような服を着ていました。
洋服も比較的お手頃価格なので、これは買い~☆と思い、いくつか試してみましたが、
恥ずかしながらサイズが会わず(私が着るとボディコンのようになってしまいました)、
韓国女性のスタイルの良さを改めて実感しました。
韓国で何よりも衝撃的だったのは、おばちゃんパワーがすごい!ということ。
イタリアンなどのインターナショナルな料理も最近は多くなってきたそうですが、
やはり韓国料理レストランが圧倒的に多く、自国の料理を好んで食べるそうです。
そして、韓国料理レストランでは活気あるおばちゃんが大活躍しています。
大抵の場合、シェフは、男性ではなく、おばちゃんとのこと。フロアにもおばちゃんが詰めています。
席に着くとサービスの小皿に、ナムルやキムチなどを持ってくれるのですが、
食べきらないうちに、ぶつぶつ言いながら追加でどっさり盛ってくれます。
これでもか!というくらい世話を焼いてくれるおばちゃん。
「ガッツは胃から」とはいいますが、韓国の元気を支えているのがこのおばちゃんたちなのですね。
野菜、豚、鳥、牛と料理の種類が多く、美味しい韓国料理。
「一日中、食べることしか考えてないでしょ?」と聞いたら、ドンピシャ。
朝ご飯を食べながら、お昼に何を食べよう・・・と考え、お昼ごはんの時にはすでに夕飯に何をたべようか・・・をいつも考えていると言っていました。カップルが待ち合わせの時に言うフレーズも、「ご飯食べた?」が一般的だそう。
ということで、「食べること」は間違いなく国民の関心事の一つ。
「家族の絆が強い」、「ひとり暮らしは一般的ではない」というのもよく聞きました。
韓国オフィスのメンバーは4人とも、実家暮らし。
一般的に、結婚した場合に、新しく家を別けて独立するのだそう。だから、独身で実家暮らしは一般的。
「家事や料理は自分でするの?」と聞くと、「お母さんが全部やってくれるw」、「キッチンとかはいらせてくれないw」とのこと。ここでも世話焼きおばちゃんパワーが炸裂していました。パワフル!
韓国の人口が約4800万人、そのうちの約1000万がソウル中心部に住み、さらに約1000万近くの人たちがソウル近郊に住んでいるため、家族も親戚も比較的近くに住んでいる人が多いそう。
子育てするのにそれは超便利!と羨ましく思ってしまいました。
かつては「賃貸」という概念がなかったという話も面白かった。
日本では賃貸は一般的ですが、かつでの韓国の場合は賃料を払うという習慣はなく、デポジットを払うという仕組みだったようです。例えば、契約時にデポジットを500万払う、そして契約満了の引渡し時に500万返してもらうという仕組み。
「え、大家さんの儲けないじゃん!?」と思いますが、当時は利回りの良い金利商品が多く、
大家さんはデポジットを運用して賃料としていたようです。
だから、日本に留学する韓国留学生は、賃料を払うことに抵抗を覚える人も多かったとか。
最近は、この手の金利商品がなくなってしまい、賃料をはらう形式の賃貸もチラホラ出てき始めているそうですが
依然ひとり暮らしをする人が少ないので、数としてはまだ少ないとのことでした。
韓国オフィスは、日本でいうところの大手町のようなオフィス街(金融センター、ソウル市庁舎が近くにある)にあり、
若い韓国人男性はあまり見かけることがありませんでした。
韓流スターのようなスタイル抜群のおしゃれな若い男性に会えるのをちょっぴり期待していましたが・・・・(^^)
でも、帰りの便で、サングラスを掛け、着こなしも上手で、ヘアスタイルもユニークな長身のおしゃれ男子を数人見かけました。
羽田空港のゲートをでて、出待ちの女の子たちの歓声を聞くまではわからなかったのですが、
B2STという韓国のアイドルグループの人たちだったようです。ラッキー(^^)v