2011/02/08

楽天ECコンサルの敏腕ぶりに脱帽

友人からアンティークビジネスを開業したいとの相談をもらった。

ジュエリー販売のビジネスをしている大学同期の友人がいたので
アドバイスを聞くべく、週末に一緒に飲みに行ったときの話。

楽天のECコンサルタントがすごいという話になった。

この友人、ジュエリー販売を始めてかれこれ6年近く。
会社に勤めながら復職としてジュエリー販売を開始。
はじめの2年くらいはあまり本気ではなかったものの、
たまたま病気で入院し休職をキッカケに一気に本腰を入れることになった。
その後会社を辞め、今はそれ一本で生計を立てている。
彼女は大学時代に北京大学に留学をしていたので中国語は堪能、ジュエリーの買い付けに今は世界を飛び回っている。
上海万博に出店していたこともあって、彼女に会うのは本当に久しぶりだった。

販売チャネルを増やすため、最近はYahoo!ショッピングやオークション、楽天などのネット系ショッピングモールなどにも出店を始めたらしい。モールやチャネルによってどれくらい売り上げが違うのか?という話から「楽天がすごい」という話題になった。

何がすごいかというと、売り上げもさながら、ショップにつく担当者がすごいのだそうだ。
「一緒に売り上げ目標を達成していきましょう!」という意気込みとサポートがハンパないらしい。
他モールの担当者は契約時だけでその後はメールも電話もよこさないのに、楽天の担当者からは毎日3~4回はメールやら電話がかかってくるとのこと。

商品ページの見せ方はこうしたほうがいい、商品説明をこのように変えたほうがいい、という改善のアドバイスから、メルマガをだしましょう、広告を出しましょうなどの提案までとにかくすごいらしい。
メルマガ、広告出稿など基本的に何をするにもお金はかかるので、はじめは売りつけるのが目当てかと思っていはいたものの、どうやらそれだけではないことに気づいた。

このコンサル、常にショップや商品ページのページビューや転換率をチェックし、現状の共有と改善のアドバイスを逐一入れてくるらしい。そして、ただ単に注文をつけるだけではなく、ショップ側の話をきき、相談にのりつつ、「今月の目標達成まであともう少しがんばりましょう!」「めげずにがんばりましょう!」とモチベーションをあげてくれたり、目標達成時には一緒に喜んでくれたりするのだという。パーソナルコーチさながら。

聞いてみると、この楽天ECコンサル、ひとりで100ショップ担当しているらしい。

楽天の主催するショップ向けのカンファレンスもあり、去年、おととしと参加したと言っていた。
このカンファレンス、目標達成への決起会という位置づけで、ショップへの表彰などもありかなり大掛かりとのこと。
参加している人たちのパワーがとにかくすごいらしい。

楽天は、ショップと同じ方向を向き、同じ目線で仕事をしているパートナーのような存在だと言っていたのがすごく印象的だった。

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